「So What / Why So」は、コンサルがスライド作成の 最終チェック として全 1 枚に対して自問するロジカル検証手法。新人コンサルがマネージャーから一番厳しく問われるのもこの 2 つです。

1. 2 つの問いかけの意味

So What?(だから何?)

事実・データ・現象に対して 「で、結局何が言えるのか?」 を問う。データから示唆を導く動作。

例: 「ユーザー数が 2 倍になった」→ So What? → 「市場の関心が高まった証拠」

Why So?(なぜそう言える?)

主張・結論に対して 「その根拠は?」 を問う。主張から事実へ降りる動作。

例: 「市場の関心が高まった」→ Why So? → 「ユーザー数が 2 倍、競合 A 社のシェアも 1.5 倍」

2. 双方向の検証

[主張] ←─ Why So? ──→ [事実]
[事実] ←─ So What? ──→ [示唆]

両方向で論理が通ること がコンサル品質。片方向だけだと弱い。

3. 適用シーン:スライド 1 枚チェック

スライド作成後、以下の 2 つの自問をすべての 1 枚に対して行います:

  1. 「このスライドのタイトル(メッセージ)は、本文・図表から Why So できるか?」
  2. 「このスライドの本文・図表から So What すると、タイトルになるか?」

両方 Yes ならそのスライドは論理的に正しい。どちらか No なら修正必須。

4. よくある失敗パターン

5. So What を強化する 3 つの問い

問い
だから何が起きるか?(影響)「市場の関心が高まる → 競合参入が加速する」
だから何をすべきか?(アクション)「先行優位を取るため Q3 までに営業強化」
だから何が言えるか?(解釈)「現プロダクトは PMF 達成と判断できる」

→ コンサル現場では 「So What を 3 段深掘りせよ」 と指導されます。

まとめ

So What / Why So は 論理検証の最強コンビ。スライド 1 枚ごとに自問する習慣をつければ、上司から「で、結局何が言いたいの?」と言われる回数が劇的に減ります。