PREP 法は Point(結論)→ Reason(理由)→ Example(具体例)→ Point(結論再掲) の順で文章を組み立てる定番フレームワーク。短文・メール・スライドの本文・口頭プレゼン、すべてに応用できます。

1. PREP 法の基本構造

STEP 01

P - Point(結論)

1 文で言いたいことを宣言する。「○○ は重要である」「○○ すべきだ」など。

STEP 02

R - Reason(理由)

なぜそう言えるか、根拠を 1〜3 個挙げる。

STEP 03

E - Example(具体例)

理由を裏付ける具体的な事例・数字・引用を提示する。

STEP 04

P - Point(結論再掲)

冒頭の結論をやや表現を変えて再掲する。読み手の記憶に定着させる。

2. PREP の例:メール本文

件名:新システム導入の最終決裁を依頼します

[P] 来期予算で新 CRM システム導入の決裁を依頼します。

[R] 現行システムの保守費用が年 1,200 万円増、データ連携の遅延が月 3 回発生しているため、
業務影響が許容範囲を超えています。

[E] 例えば 2024 年 12 月の連携遅延では営業の見積提出が 2 日遅れ、
1 億円規模の案件失注に繋がりました。

[P] 来期予算 4,500 万円での新システム導入をご決裁ください。

→ 200 字程度で完結。読み手は最初の 1 行で判断材料が揃う。

3. PREP とピラミッド原則の違い

PREP 法ピラミッド原則
適用範囲短文・段落・1 枚スライド文書全体・長尺資料
構造直線的(1 → 2 → 3 → 4)階層的(頂点 → 根拠 → 補強)
学習難度低(即実践可)中(訓練が必要)
主な使い手一般ビジネスパーソンコンサル・経営企画

PREP は短文の最初に学ぶ型、ピラミッドは大規模文書の構造化に進化させる型

4. PREP を強化する 3 つの工夫

  1. R を 3 つに絞る(多すぎると読み手の認知負荷が上がる)
  2. E は数字で語る(「多い」「大きい」より「○ 倍」「○ 円」)
  3. 最後の P で表現を変える(同じ言葉だと冗長に感じられる)

まとめ

PREP 法は 「シンプルだが効く」 型。社内メール・スライドの本文・1 分プレゼン、すべてで使えます。慣れてきたら ピラミッド原則 に進化させてください。